完璧主義をやめるべき理由とその失敗例
こんにちは、一ノ瀬です。
今日は完璧主義のデメリットについて話していきます。
成長するにおいて、完璧主義は足枷になってしまします。
なぜなのか?
一ノ瀬は昔、世界史を勉強するのに教科書の1ページ目から丁寧に読もうとしていました。
教科書のキーワードを赤ペンなんかで線を引きまくって全部覚えようとしてました。
そんなことをしていたら、どんなキーワードでも大事だと思って、全部赤線を引いていきましたね。
あれもこれも全部大事なキーワードだと。
結局線を引きすぎて、教科書が真っ赤になりました。
全然覚えられません。
なぜなら、優先順位を決めていませんでした。
一番歴史が長い中国史から勉強しようとしていませんでした。
ちなみに、なぜ中国史を最初に勉強するべきか説明します。
いつの時代の世界の出来事もほぼ必ず中国でも何かしら出来事があります。歴史が長いのでね。
つまり、まず中国史を知っていると、どの時期に世界はどうなっているのかをついでに知ることができます。
まさに一石二鳥、時間短縮。
だから、中国史を先にやるべきでしたが、当時の一ノ瀬は何も考えずにとりあえず教科書を端から端まで読めば楽勝だと思っていたわけですね。
しかも試験にも出ないような細かいところまで赤線を引いていました。
これが完璧主義のデメリットですね。
優先順位を全く理解していない。または勘違いをしている。
自分ではめちゃくちゃ大事だと思っていても、
いざ客観視してみると無駄だったりします。
客観視が大事ですね。結論いえば。
一度自分の世界から抜け出して、
幽体離脱したかのように俯瞰して自分を見てみるのが超大事です。
今これやっているけど、もっと大事なことあるのでは?
と考えられるようしましょう。
あと完璧主義はなんでも100点を目指そうとします。
どんな問題が出てきても答えられるように、教科書のキーワード全部赤線引くとか。
確かに、どんな問題でも答えられるのはすごいですけど、
別に目的がどんな問題でも答えられることではない上に、
それにかかる労力や時間などを考えてみると、
そんなことより大事なことあるじゃん!ってなりますよね。
だから今の一ノ瀬は基本的に60点を目指して行動しています。
これさえ知っていれば応用も効くし、一番基盤になっていることから取り掛かります。
正直これが一番だと思ってます。
基盤さえ知っていば、それに付随することを覚えていけばいいですからね。
根っこは同じですから、どんどん覚えていきます。
こうなってくると、記述問題でもはっきり答えられるようになります。
答えられない原因として多いのがそもそもその時代がどういう時代なのかがわかっていないからです。
出来事はいわばその時代だから起きたことであって、その時代自体を先に知るべきなんですね。
まずは本質的な部分から。
木を見て森を見ずの状態を避けさえすればいいわけです。
小手先のテクニックよりも本質的なとこから。